スケルトンの透明世界へ
Riekoさんの最新作
「Les Feuilles mortes　枯葉」のご案内


数多く存在する万華鏡の中でも、透明感溢れるデザイン設計で
スケルトンの万華鏡世界を独得な感性で制作し、今や人気も全国区のRiekoさんが新たに素敵な万華鏡を制作されました。








その名も「Les Feuilles mortes」
日本語で、「枯葉」


葉の模様ガラスで設計されたこの作品は、ガラスも濃いブラウン系でありつつも
透明を意識されたデザイン。
中を覗くと、見たこともないような鮮明なイエローの世界が目に飛び込んできます。
一見、派手なような色合いに思えますが、見れば見るほどこの作品の魅力に引き込まれていきます。
黄金カラーでありながらも、どこか可憐で　　どこか哀愁さえも感じさせる・・・


まるで、シャンソン歌手で有名なイブ・モンタンの「枯葉」が聴こえてくるような
ヨーロピアンなカラーハーモニー。


数多くの万華鏡が存在している中でも、この上質な黄金カラーは非常にレア。
黄金の中で、がらりと色彩の変化を楽しませてくれ、まるでアールヌーボーの石販刷りの
色彩を彷彿させる品の良さと美しさは、まさに透明ベースが故に成せる業。





また突出すべき点として、オブジェクトケース背面が透明なイエローですが
指でこの背面を抑えながら見てみると？　背面が赤ベースのように見えます。
そして、さらに驚きなのが黒い紙（板でも黒なら何でも構いません）をケース背面に
充てて見ていただきますと、それまで見えなかった紫やクリアなホワイトがまるで
立体的に浮かび上がってくるように見えてきます。


まさに、透明が成せる業でして、光を入れて明るいイエローを中心に変化する模様。
光を通さず、通常の明かりの下で見ていただくと予想だにしない色彩変化。
背面をふさいで見ると、新たな色彩が浮かび上がる・・・。


この一本で、三通りの変化を楽しめるようになっております。


ドライタイプで、ケースも円柱ではなく、四角柱ですので回す度にイレギュラーに変化する
模様を飽きることなく楽しむことができます。


黄色ベースで美しいと言える万華鏡はなかなか存在しないという万華鏡界で
あえて、この万華鏡界の盲点を突いてくる吏永子さんの直感と感性は、この作品を
ご覧いただければ、十分に納得されると思います。


どんなカラーでも興味を抱き、臆することなく挑戦し、類まれな感性で仕上げる
吏永子さんのセンスの高さがギュッと濃縮された逸品です。


枯葉といえば、秋を連想しますがこの万華鏡に関して言えば、純粋に美しい
透明世界を楽しめる作品ですので、年中御覧いただける万華鏡です。