万華鏡Q&A
万華鏡いろいろQ&A
Q: 万華鏡の保管で気をつける点は?
A:我々ヴィヴァンがご紹介させていただいている、現代の万華鏡のほとんどは繊細な鏡で組まれたアート作品ですので、保管に関しては直射日光が当たる所と湿気が多いところは避けてください。
直射日光に長時間あててしまいますと、色あせしやすくまた、オイルタイプの場合はオイルチェンバーまたはオイルワンドの中の温度が上がりやすく、膨張してオイル漏れの原因にもなりかねませんので、注意が必要です。
万華鏡は自然光の元でご覧いただくと、確かに綺麗ですので太陽の下でご覧になられた後に、そのまま放置されるパターンも万華鏡にダメージを与えてしまいます。
また、湿気が多い所に置かれますと、中の鏡の部分に湿気が入りこんでしまい、鏡が曇ってしまい、映像もボヤけてしまいます。
一度曇ってしまうと、なかなか曇りを取り除くことはできませんし、修理となると全部初めからの解体となってしまいますので、ご注意ください。 (万華鏡のタイプによっては、初めからの解体が極めて困難なタイプもあります)
もし、汚れてしまった場合はキメの細やかな優しい布で拭かれることをお勧めいたします。
液体等は万華鏡の質によっては合わないものもありますので、気になる場合はお問い合わせください。
Q:万華鏡の見かたで注意する点は?
A:万華鏡はタイプによって、各々の見かたと楽しみ方がありますので、それぞれ違ってきますが、どの万華鏡でも最も避けていただきたい見かたが「万華鏡を振って、色の変化を見る」方がたまにいらっしゃいますが、これは最も万華鏡にダメージを与える見かたとなりますので、万華鏡は振らないでください。
万華鏡を振ることによって、中のオブジェクト(色具)同士が激しくぶつかってしまい、材質によっては(例えばガラス等)オブジェクトが割れてしまったり、カケてしまうケースがありまた、割れてしまうと、粉状のものが出てきて、ケース内に白っぽい粉のようなものが付着しやすくなってしまいます。
それと、振りますと筒の中で組み立てられている鏡がズレてしまうこともあり、ズレてしまうと、映像の見え方もおかしくなってしまうことがありますので、ご注意ください。
友達など、周りの方にお見せする時も振る方がいましたら、阻止していただくようお願いします。 (昔の万華鏡はよく振って見る方が多かったので、昔の万華鏡のように振るものだと、思われている方もいらっしゃいますので)
Q:オイルの万華鏡のオイルって、何?
A:主にグリセリンが主流となっており、グリセリンは歯磨き粉等でも使われたりするもので、万が一体内に入っても危険ではありません(がしかし、飲用は絶対にしないでください) また、グリセリンでもアーティストによって、見せたいイメージに合うよう濃度がそれぞれ違います。
ゆっくりと動く映像を見せたい場合などは濃度を濃いもの、サラっとした映像を見せたい場合は濃度の低いもの等。まれに、シリコンオイルを使用されるアーティストもおります。
Q:万華鏡を太陽に向けて見てもよい?
A:危険ですので、絶対に見ないでください。万華鏡は虫眼鏡とは違いますが、それでも危険ですので見ないでください。
Q:テレイドスコープの先端のガラス玉は割れませんか?
A:我々ヴィヴァンでお取り扱い・ご紹介させていただいているテレイドスコープはどの価格の種類のものでも、丈夫で厳しい検品をクリアしているものだけを厳選してご紹介させていただいておりますが、強い衝撃など与えてしまうと、割れたりかけてしまいますので、ご注意ください。
Q:オイルタイプの万華鏡で、季節によって動きが違う?
A: 冬など気温が低い、または気温が低いところで動かさないで長時間放置しておりますと、動きが固くなる傾向があります。
また、夏など暑いときは動きは早くなる傾向があります。
冬や長期間の放置で、動きが鈍くてもしばらく動かすかまたは、温度が上がることにより動きは滑らかになります。
Q:万華鏡をプレゼントに考えているのですが、どんなタイプがお勧めですか?
A:どのタイプも各々の良さがあって、お勧めですが、お客様からのご注文で喜ばれる種類は大きく分けて2種類あります。
「オイルタイプの万華鏡」と「テレイドスコープ」です。
オイルタイプは、昔の懐かしい万華鏡しか知らない方にとっては、オイルタイプの万華鏡の動きは、初めて見る動きで新鮮で驚きがあるからです。 テレイドスコープは、中に色が入ってなく、プレゼントとして頂いた方が好きな物や色を見て楽しむことができるので、その人自身の好みで楽しめるからです。
Q:万華鏡は脳に良いって、本当ですか?
A:医学博士の川村 賢司氏曰く、「現代の万華鏡は、お子様が見れば脳に栄養を与えてくれて、大人が見れば、脳を活性化させてくれます。
人は視覚から入る情報が五感の中で最も多くの80%を占めています。
現代の万華鏡を見て、目から入る幻想の映像刺激は脳を直撃し、記憶のチャンネルを幅広く整理することで知能を多角化し、発想豊かにさせてくれます。
また、万華鏡は認知症予防にもなります。認知症が始まるのは物忘れから、とよく言われますが、実は感動が薄れる時から始まるのです。
少子高齢化時代を迎え、高齢者の方も含めて人が自身の身体の中で守りきりたい部分といえば最終的に「脳」と答えるでしょう。
脳は肉体と精神の司令塔です。 この脳の発達は生後3歳より急激に発達し、20歳にはほぼ完成します。
その後、徐々に未使用のものから崩壊し始めるといわれます。これを食い止めるには、脳神経細胞に刺激を与えることです。認知症が始まるのは物忘れからとよく言われますが、実は感動が薄れる時から始まるのです。
この脳に心地良い刺激を与えてくれるものでお勧めなのがテレビなどの電磁波の映像ではなく、二度と同じ映像が出ないで、予想がつかない現代の万華鏡なのです。」と、現代の万華鏡を見られて、驚きながらお話ししてくださいました。
以上、鎌倉ヴィヴァンQ&Aでした。この他にも解らないこと、疑問などは随時経験豊富なヴィヴァンスタッフがお答えいたします。
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