独特な世界感とセンスの融合
溝口 朋瑛(Tomoe Mizoguchi)さんの最新作「地点A」のご案内
類まれなセンスと確かな技術で、これまでに数多くの名作を発表してきた
溝口さんが何年かぶりに復活しました。
今回、ご紹介させていただく「地点A」も溝口さんを象徴するラインアップのひとつ。
三角錐状にカットしたガラスをオブジェクトケースの横部分に窓を設けて、手間が増えつつもデザイン性と見え方で工夫をされたモデル。
オブジェクトケース横と、背面には濃いブルーガラスを使用。
これが、映像の色変化の効果にも一役買っている、溝口さんならではの小技を効かせた
テクニック。
*光の充て方で三通りのパターン
1,光を横から充てていただきますと赤やピンク色が出てきてきます。
2,背面から光を充てますと、赤が出てこないでブルーだけの世界
3,背面のブルーガラスを手で覆っていただきますと、何故か赤色だけの世界
普通、光を横から充てていただきますと、オブジェクトがさらに光輝くだけですが
この作品は、三通りの変化、表情を見せてくれてガラリと世界が変わります。
この小さな作品に秘められた魅力は、見れば見るほどに不思議で美しい世界感。
溝口さんのガラスに対しての探求心と、ガラスを知り尽くし、ガラスの特性を
見事に一つにまとめあげている点においても、非常に素晴らしい才能とテクニックの
高さを感じさせてくれる、素晴らしい万華鏡です。
プロフィールと、溝口さんからのメッセージ
愛知県出身
2012 山見浩司氏 カレイドスコープアートスクール プロ養成コース修了
2017 BREWSTER KALEIDOSCOPE CONVENTION in KYOTO 出展
見れば見るほどもっと知りたくなる、鏡が作る世界。
次はどんな模様が現れるか、好奇心をくすぐられながら制作しています。