独特な世界感とセンスの融合
溝口 朋瑛(Tomoe Mizoguchi)さんの最新作「AM2:00」のご案内
とても不思議な作品タイトル「AM2:00」。
タイトルを名づけた理由は、最後に溝口さんご本人の言葉を載せておきますが
タイトルのように、一見「??」と思わせる内容の摩訶不思議で、まだ誰も
見たことの無いような映像が目に飛び込んできます。
溝口さんのシリーズでは、非常に珍しくヴィヴァンでは初めて拝見させていただくことになる、3ミラーテーパードドライタイプ。
テーパードは、球体がまるで浮かび上がるような立体映像ですが、この作品は
ただの球体ではなく、真ん中エリアに凹凸や、鋭角にトゲがあるようなミラー設計をしているので、まるで球体の膨らみだけでなく、色の一つ一つが浮かび上がったような不思議な映像を表現しております。
そして、この鋭角に尖った部分まで、色彩の変化が表現されておりますので、
見れば見るほど不思議な、まるで夢を見ているかのような映像で、世界でも
類のない幻惑立体映像となっております。
流石、常に独創的なアイデアと確かな技術を持ち合わせた溝口さんです。
本体、外観は、溝口さんのフラッグシップモデルともいえる「Rasen」
の大型ヴァージョン。
一つ、一つ四角状にカットされたガラスをらせん状に、積み上げていくデザイン。
四角の連鎖をらせん状にすることにより、ヒネリを効かした造形デザインは
溝口さんならではの、独得な発想にして素晴らしいセンスを感じさせます。
置いている佇まいだけでも存在感を放ち、美しいインテリア。
一つ一つ積み上げていく作業は根気と集中力を要し、この作品一つを作り上げるための情熱がひしひしと作品からも伝わってきます。
さりげないような感じで、実はこの一本に溝口さんの確かな技術力とセンスが
キラリと濃縮されております。
光の変化にも、拘りをもつ溝口さんですがオブジェクトケースの背面、横からの
光で、中の色合いもガラッと変化してくれるのが「Rasen」シリーズです。
溝口さんのイメージされるカラーを巧みに、そして高次元に
表現している素晴らしいモデルですので、コレクターの方、本物志向の方、ハイセンスな万華鏡が好きな方には特にお薦めさせていただきます。
プロフィールと、溝口さんからのメッセージ
愛知県出身
2012 山見浩司氏 カレイドスコープアートスクール プロ養成コース修了
2017 BREWSTER KALEIDOSCOPE CONVENTION in KYOTO 出展
見れば見るほどもっと知りたくなる、鏡が作る世界。
次はどんな模様が現れるか、好奇心をくすぐられながら制作しています。
「 AM2:00 」
3ミラー・テーパード
夜中に目が覚めて時計を見ると午前2時だったり、逆になかなか寝付けず午前2時にようやく眠くなってきたり…。
まとまらない思考や夢の中をイメージしました。
球体から無数の棘が生えた映像になっています。