独特な世界感とセンスの融合
溝口 朋瑛(Tomoe Mizoguchi)さんの最新作「Bloom」のご案内
類まれなセンスと確かな技術で、これまでに数多くの名作を発表してきた
溝口さんが何年かぶりに復活しました。
今回、ご紹介させていただく「Bloom」も溝口さんを象徴する名作。
一目見て、すぐに溝口さんの作品と解るようなデザイン。
オブジェクトケース部分を小さい四角にして、徐々に階段状に積み重ねられたデザインは
まさに溝口さんならでは。
この作品も流石、溝口さんと唸ってしまうほどの拘りと素晴らしい技術力の高さが
ひしひしと伝わってきます。
突出すべき点は、オブジェクトがほぼ「白」と「クリア」
色が沢山あれば良い。 ではなく、ほぼ白色でミラーの反射による模様が
様々な形を表現し、色で華やかに見せる万華鏡というよりは、ホワイトのシェイプ、
かたちで模様を表現している作品となります。
そして、このオブジェクトからなる画像をより、シャキッとキレのある映像に
すべく、オイルはあえて使っておりません。
オイルがあると、滲みが出る為、シャキッとした線が出にくく、よりクリアで
洗練された映像美を追求しているのがこの作品。
作品タイトルのブルームとは「咲く」の意味以外にも「開花する」や
比喩的に、人や物が最もいい状態のことを表しております。
過去に絶大な人気を誇りながらも、一時引退して見事に復活を遂げた溝口さんの
新たなる「開花」もこの作品からも垣間見えてくるようです。
色が沢山ある万華鏡が必ずしも良いとは限らない。
色が無くとも、美しい万華鏡を成立させる。
この作品からは多くを感じさせてくれる、まさに本当の通向きでスーパープロフェッショナルな逸品と言えましょう。
多くを語らなくとも、画像をご覧いただければ、凄みさえ感じさせるパーフェクトスコープです。
2ミラー8ポイント
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